ココイチは素晴らしい

今日の稽古初めには、名古屋市の議員の秘書をやっている人が来て、普通に稽古をして行ったのですが、その人は僕のホームグラウンドであるココイチ本山店でも働いているそうです。

僕はとにかくココイチが好きです。

地元東京での受験期間中、僕は週５で「サンモリノ」と言う超マニアックで激アツで間違いない洋食屋に通い、その店から何人もの東大生を生み出した、「合格カレー」（正確には奥から二番目の「合格席」でカレーを食べること）なるものを毎回食べていて、そのおかげで予備校にも通わずに現役合格することが出来た、と言う、とてもハートフルなエピソードを持っていました。

そのため、「ココイチなんて、心のこもってないチェーン店のくせに高いし、金を払って辛さを設定できるというシステムが気に食わないし、絶対に行くか！」 って言う変なプライドを抱いていて、ココイチ発祥の地である愛知で暮らしていながらずっと行かずにいたんですが、本山にはメシ屋がほとんどないので、しぶしぶココイチの本山店に行ってみると、

普通にうまかったので、「普通にうまいね！」と独り言を放ち、それ以降、金があるときは週三日は通うヘビーユーザーになりました。

ココイチには、裏技というか、「ルーが足りなくなったら無料で継ぎ足してくれる」と言う制度があるのですが、基本的にルーを先に使い切ってしまう僕はこの権利を毎回行使していて、僕以上にカレーが大好きなけんごっちなんかは、先にルーだけ飲み干してルーをおかわりすると言う永久機関なシステムを編み出しさえしていたのですが、

この間、バイト帰りに僕のホームグラウンドである本山店で500gくらいを注文して、ルーを先に全部食べちゃう人間の権利としてルーのおかわりをお願いすると、キッチンに消えていく店員の口が幽かに動いたのが見えました。

その口は僕の読唇術によると、

「またあいつか…」

って言っていました。





でも、僕のご飯に対してルーの割合を多くして贅沢にカレーを食すると言う熱いハートはこれからも揺るがないし、ココイチのカレーを愛する気持ちは変わらないので、全然気にしていません。

そして、今回稽古に来た議員秘書の人は「本山店にオリジナルメニューを作る」と言うマニュフェストを掲げてくれたので、これからもココイチ本山店を全面的に支持して行こうと思いました。


ちなみに、ココイチでは昔、「1300ｇを20分以内に食べたら無料」って言う制度があったらしいんだけど、この間相撲部で行ったとき、岩田が、別にチャレンジとか強制させたとかでは全然ないのに平然と1500gを注文して普通に完食していたので、この制度が今も残っていたら、多分相撲部は毎日通うのになあ…と残念に思いました。

あと、いつも気になっているんだけど、店内でたまに流れるココイチのテーマソングがめちゃくちゃいい曲で、ダウンロードしようと思って探したんだけど、いくら検索しても曲名が「ね！ココイチ！！」だってことしか分かりません。

哀愁の漂うサビは、「カレーハウスCoco壱番屋～♪」って歌っているだけなのに、昔、なんか失恋したときにココイチ行ったらタイミングよくこの曲が流れて泣きそうになりました。

失恋は割とよくしてるのでノータッチでお願いします。


みんな、ココイチ行こう！！


書いた人：つつみ